実際の車検費用の中身とどの業者で車検を受けるのがよいのかを調べてみました。
日本の車検費用は安い?
日本の車検費用は安いと言うと、殆どの人は「それは違う!馬鹿高いよ!」とお怒りになられるでしょう。
確かに、車検の度に実際払っている金額は10万円ほどになります。最近ではコバックのような車検専門業者も出てきたので以前より車検費用を抑えることができるようになりました。
それでは車検費用の明細を見ていきましょう。
車検費用は法定費用と車検業者費用に分けられます。
自動車重量税、自賠責保険料、印紙代
手数料、整備料金、その他
法定費用の明細は車のランクごとに次の通りです。
法定費用の内殆どが保険料と税金です。車検手数料自体は印紙代のみです。
さらに、これに車検業者の費用が加わるのです。
今年の6月に受けたプリウスの一回目の車検費用の明細です。
法定費用(プリウスの場合)
整備代金・手数料(税込み)
合計金額 87,513円
この整備代金はオイル交換以外の部品交換を一切含まない基本料金です。
ディーラーはこれに、バッテリー、ミッションオイルなどの交換メンテナンス作業費として5~6万円の費用を見積りとして出してきますので、総合計は15万円程度になります。
法定費用(プリウスの場合)
整備代金・手数料
合計金額 59,257円
この車検専門業者の場合はオイル交換を1、650円~から行ってくれるので,実質の車検費用は61、000円
約26,000円
車検基本料だけで比較するなら、断然車検専門業者で車検を受けた方がメリットがあります。
車検とは直接関係ありませんがディーラーで新車時の保証を承継することができます。
中古車を購入した場合、その車に新車保証(メーカー保証)が残っている場合、保証承継の手続きを行うことで、メーカー保証等を引き継ぐことができるのです。
中古車の購入先はどこでも関係なく、ディーラーで12カ月点検を受けて、1~2万円の手数料を支払うだけでメーカー保証を引き継ぐことができます。
トヨタ系ディーラーの場合はメーカー保証と一般保証がセットになっているプランがあり、保証承継しておくといざという時に安心です。
一般保証の例(故障した場合の費用)下記故障費用が無料で修理が可能
特別保証の例(故障した場合の費用)下記故障費用が無料で修理が可能
このように、車検費用や車の保証のことを総合的に考慮して、その都度どこを利用するのか選ぶのが賢いやり方ですね。
これまで、私は自動車を13台の車を乗り継いできました。随分お金も使ってきました。廃車の処理に無駄なお金を使わないお役に立てれば幸いです。